Loading...
登山ヤマノススメ聖地巡礼

ヤマノススメ巡礼 鎌倉アルプスの大平山登山ハイキング

ヤマノススメ聖地巡礼シリーズ、今回は鎌倉の大平山へ登山。

鎌倉の大平山とは

鎌倉の大平山は、鎌倉市の東部、横浜市との境にある山で鎌倉市最高峰。

大平山の東西に山脈がつながっているので鎌倉アルプスといわれてたりします。

”アルプス”とか”最高峰”なんて大げさな表現で、実はたった標高159.4mの低山なのですけどね。

この鎌倉アルプスを中心としたハイキングコースは天園(てんえん)ハイキングコースと名前がついています。

ちなみに、日本全国に大平山・太平山と名前のついた山はたくさんあるので、「鎌倉の大平山」と私は書くことにします。

天園ハイキングコースのアクセスとルート

天園ハイキングコースのルートは西から登って東方向へ下るのが一般的なようですが、いくつかあります。

天園ハイキングコースへ西から入る場合

建長寺から天園ハイキングコースへ

鎌倉時代に創建された禅宗寺院である建長寺を境内を通り、山腹の建長寺半僧坊の上からハイキングコースに入ります。

ハイキング目的であっても建長寺の拝観料500円かかります。また朝8時半以降の開門となっています。

アクセスとしては北鎌倉駅から1km少々あり、徒歩15分程度。鎌倉駅⇔北鎌倉駅を運行しているバスでくることもできます。

明月院方面から天園ハイキングコースへ

アジサイで有名な明月院の前を通り過ぎて、住宅街の奥からハイキングコースへ。

北鎌倉駅から入口まで1.1kmで徒歩15分。

GoogleMaps:天園ハイキングコース・明月院方面入口

今泉台から天園ハイキングコースへ

鎌倉アルプスの北側に「今泉台」という住宅地が造成されており、そこからも数箇所ハイキングコースへ入れるようになっている模様。でも、地元の人たち向けって感じのはずです。

GoogleMaps:天園ハイキングコース・今泉台方面入口

天園ハイキングコースへ東から入る場合

ハイキングコースは金沢文庫方面への道もつながっていますが、鎌倉市街地方面からの入口は次の二つあります。

瑞泉寺から天園ハイキングコースへ

瑞泉寺(ずいせんじ)という歴史あるお寺の総門脇から山道へ入る。

GoogleMaps:天園ハイキングコース・瑞泉寺方面入口

バスだと「鎌倉宮」で下車して1km弱、徒歩10分程度。鎌倉駅からは直線距離で2km少々なので歩けなくも無い。

獅子舞谷入口から天園ハイキングコースへ

鎌倉宮から永福寺跡を左折(まっすぐ行くと上の瑞泉寺へ)、住宅地の奥にあるのが獅子舞谷入口

獅子岩という岩がある谷なので獅子舞谷という(はず)

GoogleMaps:天園ハイキングコース・獅子舞谷入口
こちらも、バス「鎌倉宮」で下車して1km弱、徒歩10分程度。

 

ヤマノススメでの鎌倉アルプス(大平山)

コミック版ヤマノススメでは、11巻の七十四合目(74話目)で登場。

「明月院方面」から天園ハイキングコースへ入り、大平山へ。

大平山の山頂で休憩あと下山し、海まで歩いていってます。

下山ルートについては「獅子舞谷」経由だと思われます。

 

今回歩いたコース

北鎌倉駅(8:08) → 建長寺(8:29)→ 半僧坊(9:02)→ 勝上獄展望台(9:10)→ 大平山(9:48)→ 天園(10:20)→ 獅子舞谷入口(10:40)

今回は北鎌倉駅から建長寺まで歩き、建長寺を参拝してから、大平山へ登り獅子舞谷を下山しました。下山後は鎌倉宮、鶴岡八幡宮を経由し鎌倉駅まで徒歩。全体としては4時間少々の行程となりました。

 

北鎌倉駅からハイキング開始

北鎌倉駅に8時過ぎ到着。まずは線路沿いを鎌倉駅方面へ向います。

上記したとおり、北鎌倉駅から最寄のハイキングコース入口は2つあります。

ヤマノススメの聖地巡礼という目的もあることも考えると「明月院方面入口」からハイキング道へ入るのいいかと思ったのですが、せっかく鎌倉に来たのだから由緒あるお寺も見てみたい。明月院はアジサイ寺で有名ですがアジサイの時期は終わってるし、開門時間も9時なのでまだあいてない。ということで建長寺経由で行くことに。

珍しいクッキーの自動販売機発見!


北鎌倉駅から建長寺まで歩いていたところ、面白い自動販売機発見!「ふるさと名産特産品自販機」と、「湘南クッキー自販機」。


「湘南クッキー」自販機ではさまざまな種類のクッキーが売られててけっこう安い。大平山山頂で食べようと思いひとつ買ってみました。12枚入りで300円のもの。

調べてみたところ、「湘南クッキー自販機」は平塚にあるクッキー製造会社が神奈川県内数箇所に設置しているもので、主にアウトレット品(規格外のもの)を売っているみたい。

クッキーの自販機なんて珍しい、ということでテレビなどで紹介されることが多いようです。

ちなみにもうひとつ設置されていた風変わり自販機「ふるさと名産特産品自販機」では、北海道の「熊出没注意ガラナ」「ハスカップサイダー」、宮崎の「ヨーグルッペ」、山形の「パインサイダー」など御当地ドリンクが販売されてました。

日本最初の禅寺「建長寺」拝観


北鎌倉駅から歩いてきて、ちょうど8時半に建長寺到着。建長寺の拝観時間は8:30~16:30、拝観料は大人一人500円です。

ハイキング目的であっても拝観料必要、と看板にもかかれておりました。

重要文化財「三門」。三解脱門の略で、この楼上に五百羅漢などが安置されており下を通ると心が清浄になることを祈念しているとか。


三門の下にはお賓頭盧様(おびんずるさま)がいらっしゃいます。「痛いところを摩ると治して下さいます」とのこと。ずいぶんといろんな部位を摩られてますね。


仏殿で本尊の地蔵菩薩をお参り。


建長寺ではいろいろ見所ありましたが、これは日本最古の禅庭園。気持ちの落ち着く場所でした。

建長寺は禅寺なので、座禅会もよく開かれているようです。

建長寺半僧坊

建長寺を参拝したあとは、建長寺半僧坊へ向う。同じ建長寺の敷地内なのですが広い。しかも登る。寺の中だけど鳥居もある。


参道横に大きなカエルさんがいた。


半僧坊までは階段200段以上。建長寺の入口あたりがたぶん標高30m程度、半僧坊が標高100mちょっとなので、70mほどの高低差を登ってきたことに。


半僧坊のお供、さまざまな格好の「鳥天狗」の像が立っている。


半僧坊は明治時代に浜松の方広寺(奥山半僧坊)から建長寺の鎮守として勧請された、ということで建長寺の中では新しいものなのですね。フィギュア的な天狗像で、ありがたみはあまりない。


こちらが半僧坊本殿。社務所は9時からなのでまだ閉まってました。


狛犬。目玉がまんまる、かわいらしい。

半僧坊は建長寺のなかでは異質。ここだけ神社的な場所なのですね。たぶん。

紅葉の時期とかに来るといいらしいです。眺めもよく天気がよければ富士山や大島も見えるそうです。

勝上獄展望台


半僧坊本殿からこのような急な階段を登り、その先にあるのが勝上獄展望台


勝上獄展望台からの眺め。鎌倉の市街地の先に海が見える。右手、下のほうには建長寺の仏殿など。今回のルートで一番眺めが良かったのはココ。

勝上獄展望台の裏から天園ハイキングコースに入ります。振り返ってみると「ここからは建長寺の拝観料が必要ですよ」との看板有り。

ようやくハイキングスタート


9時15分、北鎌倉駅を出てから1時間ちょっとでようやくハイキングスタート。でもすでに標高100m以上の場所まで登ってきておりますので、この先軽くアップダウンする程度できつい登りは無い。


この天園ハイキングコースの特徴。それは、岩場が多いこと。

岩場といっても、はるか昔に海の中で波に洗われ削れれて丸くなった岩ばっかり。

苔も生えていてちょっと滑りやすい場所も多い。でもこの柔らかい雰囲気のする岩を歩く感じが面白い。


岩にはいろいろ彫られているものもあったり。


ハイキングルートからちょっと岩場を登ったところに薬師如来様が。台座には「鷲峰山」と記載あり。鷲峰山はいちおう鎌倉アルプスを構成する山の一つのようですが、グーグル地図にも出てこないので詳細は不明です。


天園ハイキングコースを進みます。滑りやすそうな場所にロープが設置されてます。


歩いてて楽しい道が続くのですが、夏なので蚊もいました。蜂もブンブン飛んでたり。


9時半ごろこの分岐到着。今泉台6丁目公園と覚園寺というお寺を南北につなぐ山道があり、そこからも天園ハイキングコースへ入れるようです。


分岐を過ぎた後も、基本は岩の道を登っていく。

 

鎌倉の大平山の山頂到着


勝上獄展望台から30分少々で大平山の山頂到着。


大平山山頂なのですが、あまり展望は良くありません。山頂の北側はフェンスがあり、その中に高い草が生えていて見通しが悪い。フェンスの先にあるのは鎌倉カントリークラブというゴルフ場です。

この前登った武甲山と同じで山頂から北の斜面を削られちゃっているんです。いちおう山頂だけは削るの止めときました、って感じ。


コミック「ヤマノススメ」で描かれていた風景と同じ角度。「ヤマノススメ」ではここでのんびり駅弁食べて、アルコールストーブでお茶を入れたりしてましたけど、あんまりのんびり休憩したいって雰囲気の場所ではない。広くもないし。

私は、クッキー自販機で買った湘南クッキーを食べて少々休憩。

鎌倉の大平山から下山

大平山を降りて振り返ってみたところ。この岩の上が大平山山頂。

「鎌倉の大平山」と「横浜の大平山」の不思議

ゴルフ場を横に見ながら東へ進む。北は横浜市、南は鎌倉市の市境を進み、「天園」という場所へ到着。

去年まで天園峠の茶屋があった場所ですが、いまは何も無く、広場となってました。

ここは「横浜市内最高地点」という横浜市栄区が設置した看板がありました。

でも疑問が。

・大平山の山頂はさっきのゴルフ場横の鎌倉市域の場所で159.2m。

・横浜市の最高地点は、大平山の尾根沿いのこの場所で159.4m。

山頂より尾根のほうが高くなっちゃってます。

で、Googleマップによると、「大平山」で表示されるのは横浜市のこの天園峠の茶屋跡のほう。でも鎌倉市域のほうも「大平山山頂」で表示される。

地図によってもまちまちのようで、調べてもハッキリしない。

ちなみに私のガーミンのGPS時計(←高度についてはほとんど当てにならない)では、横浜側のほうが1m高いということで記録されてましたけどね…。

 

天園峠の茶屋のすぐ近く、天園休憩所がありました。営業しているのかは不明でしたが人はいたし、自販機も稼働中。

獅子舞谷ルートで下山

天園休憩所からは下山。上に記したとおり、鎌倉側に下山するには獅子舞谷コースと、瑞泉寺コースがあります。距離が短くて済みそうだったので獅子舞谷コースへ。

獅子舞谷コースの名前の由来は、たぶん写真の「獅子岩」があるから。角度によって見え方が変わりますが、獅子に見えるかも。

獅子舞谷コースは、谷を下る。道が湿ってて、下るごとに水が集まって小さな川のようになる。

コミック「ヤマノススメ」では、下山時にどのルートをつかったか書かれてませんが、この上の写真の場所がコミックに書かれていた場所と同じだと思うので、獅子舞谷コースで下山したということで間違いないはずです。

低山だけど、けっこう山深いジャングルっぽい感じも。

天園から20分ほどで一般道へでて、一応ハイキングはゴール。ここからは鎌倉宮まで徒歩10分弱でした。

その後観光などもして鎌倉駅に着いたのは12時過ぎなので、全体だと4時間ほど。

鎌倉の歴史観光もしつつ、自然の中でリラックスもでき、適度な運動もできるいいハイキングコースじゃないでしょうか。